自己紹介

賃貸であっても、所有であっても、住まいは暮らしの根幹です。

私は、大学で社会福祉を学び、福祉住環境コーディネーター・社会福祉士を取得後、住宅・不動産について経験を積むために不動産業界へ就職しました。福祉業界の中では異色で変わり者と言われてきましたが、福祉の根幹は住まいにある、と常々考えています。

私の原体験

私の両親は共働きで、祖母が家事育児を手伝いに来てくれていました。当時小学生だった私は、学校が終わって家に帰ると、家にいるはずの祖母は買い物に行っていたようで家に入れません。なのに私はどうしてもトイレに行きたかった! 焦った私は、斜め向かいのご近所のクリーニング屋のおじちゃんに「おばあちゃんいないの、トイレかしてほしい」と駆け込みました。生まれたときから知ってくれているクリーニング屋のおじちゃんとおばちゃんはもちろんすぐに家に上げてくれて、祖母が帰ってくるまでお店の奥で待たせてくれました。このエピソードは、私の中に強烈に残っています。

もともと京都では町内会というご近所コミュニティがしっかりとありました。当時は地蔵盆や学区運動会などは、町内会単位がベースでした。ですので、隣近所の人たちはよく知る間柄でした。お向かいのおばあちゃんはいつもこの時間は玄関前でひなたぼっこしている。隣のお兄ちゃんはサッカーを始めたらしい。5件隣のおじいちゃんは最近見かけない、など暮らしの中で人との関係ができる仕組みだったと思います。現在は、少子高齢化・個人情報保護だなんだかんだという中で町内会運営も隣近所の関係もなかなか難しくなっているかもしれません。

人とのつながりは”めんどくさい”かもしれないけど心あたたまる温度がある

東京は暮らしに関する人間関係は希薄だと言われ、地方(田舎)は人とのつながりがあるからこそ何でも知られてしまうから面倒だ、という声があります。
人との関わりは、時にめんどくさいかもしれません。でも全く知らない人に囲まれて、誰とも話をせずに暮らすことは、あなたにとって豊かでしょうか?その状況は自分にとって豊かであるという方もいらしゃると思います。でも、私にとって暮らしの中で人間関係がまったく無いのは豊かではありません。適度な関わり合いがある状況のほうが豊かな暮らしだな、と思えます。

繋がりのある暮らしの選択肢として、コレクティブハウスという暮らしがあります

家族以外とのつながりを持ちながら、暮らしの一部を共同して暮らしていく方法があります。

コレクティブハウスってなに?

引っ越しを考え始めたら

賃貸管理会社で働いていた&建築リフォーム会社での経験を活かして、退去時の管理会社から提示された原状回復工事などの見積もり金額の相談にものります。引っ越しを考え始めたら、ご相談ください。

まずは福祉宅建士にご相談ください

いくつになっても、どんな状態になっても、安心して住み続けることは、生きていく上でとても大切なことです。
不動産のことがちゃんとわかり、福祉の心で支援できるからこそ、高齢期のみなさんのお部屋探しや不動産に関するお悩みを解決することができます。
こんなこと相談してもいいのかな、と思ってもまずはご相談ください。一緒に考えて解決していきましょう。

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